2015年3月17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ 2014-15、ベスト16、アトレティコ・マドリード対バイヤー04レヴァークーゼンの一戦は1-0でアトレティコ・マドリードが勝利しました。
2試合合計1-1、延長戦0-0、PK戦3-2でアトレティコ・マドリードがバイヤー・レヴァークーゼンを下し、チャンピオンズリーグ準々決勝進出を決めています。
特にアトレティコサポーターがこの試合で担った役割は大きかった。「彼らのことを話すだけで自分はもう鳥肌が立つんだ。彼ら自身はきっと彼らの後押しがどれだけ選手に大きな力を与えているかはわかっていないはずだ」と、試合後に指揮官シメオネが賞賛したほどだった。
これまでビセンテ・カルデロンで行なわれてきたビッグゲームと同様、彼らの応援、後押しは、言うなれば映画のクライマックスでそのシーンを際立たせ、盛り 上げるバックミュージックのようなもの。しかもいつまでも心に残る名曲のようなものだ。だからこそ、PK戦5番目のキッカーを務め、大きな責任を感じたは ずのFWフェルナンド・トーレスもこう語るのだ。
「本当にアトレティコの選手で良かった。スタンドの人々が試合を楽しみ、選手を応援し、幸せな結末を迎えたことが嬉しい。今日のような夜をカルデロンで過ごすことを心から望んでいた。CLでこんな夜を過ごせることは大きなプレゼントだし、どんなものよりも素晴らしい」
今年1月にミランから古巣への復帰を果たしたアトレティコの英雄は、満員のサポーターと共に迎えた幸せな結末を心から喜んだ。
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アトレティコ・マドリード
マリオ・スアレス 27’