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子育ては父親最大の仕事『いちばん好きなこと一直線』鈴木宣之

本書は、大リーガーイチロー選手の父親であるチチローこと鈴木宣之さんが書いた男の子育ての教科書です。

副題の「子育ては父親最大の仕事」というフレーズは、今流行りのイクメンな男性の口から出て来そうな言葉ですね。

鈴木さんは「私は幼いイチローの夢へ、寄り添うことを選んだ」(はじめに)と書いているように、まだ子どもだったイチロー選手の野球の練習に付き添うために仕事の効率化を図り、毎日平均200球(8ゲーム×25球/1ゲーム)も打ち込むイチロー選手のバッティングセンター練習に付き合ったり、毎日イチロー選手の足を揉んだり、というように仕事よりもむしろ子どもとの野球(子育て)を重視していたことがわかります。

イチロー選手は幼児期から野球に熱中し、野球が好きで、将来はプロ野球の選手になりたいという夢を持つようになりました。そんなわが子の夢(いちばん好きなこと)をかなえるため、親としてできるあらゆることをやっていたわけです。

 

私にもまだ幼い子どもがいます。私が自分の子にしてやれる一番いいことは何か、もっとできることはないかということを考えさせられる本でした。

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いちばん好きなこと一直線

内容紹介

チチローが初めて書き下ろした「男の子育て」の教科書。人生でいちばん大切なことをどう子どもに伝えるか?父親、そして、これから父親になる人、必読。

目次(「BOOK」データベースより)

 イチロー「大リーグへの道」―私を泣かせたセーフコフィールド
第1章 私の父と母ーその苦難な時代
第2章 両親から私へ、そしてイチローたちに
第3章 イチローの夢は私の夢
第4章 イチローのバッティングフォームはこうして生まれた
第5章 イチローは自分を信じてプロを目指した
第6章 イ チローに伝えたかったこと

著者情報(「BOOK」データベースより)

鈴木宣之(スズキノブユキ)
(有)オフィス・イチ ロー代表取締役、(有)ビー・ティー・アール代表取締役。1942年、愛知県、名古屋市に生まれ る。東海中学校、東海高等学校を経て、芝浦工業大学を卒業。1970年、機械部品製造業を起し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ れていたものです)