グスターヴォ・ドゥダメルが指揮するシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ(現在はシモン・ボリバル・オーケストラ)は大人数の編成なのでダイナミックな演奏を可能にしています。またそれと同時に一人一人の奏者の技術が高く、オーケストラとしてもよく練習されているためアンサンブルも素晴らしいです。
たとえばYouTubeで見ることのできるこの「バーンスタインのマンボ」の演奏はノリがよく、オーケストラ特有の重さを全く感じさせません。オーケストラでここまでグルーヴ感を出せるのはこのオーケストラ以外ないのではないでしょうか?
シモンボリバル・ユース・オーケストラ ノリノリのアンコール! - YouTube
そんなシモン・ボリバル・ユース・オーケストラの春の祭典です。強烈なリズムが命のこの曲はこのオーケストラにぴったり。
第1部の5曲目、敵の都の人々の戯れのバストロンボーンの図太い音や8曲目の金管の短くしまった音、第2部の最後に向けての盛り上がりなどハッとさせられるところも多く楽しめます。
ぜひ一度大音量で聴いてみてください。
ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」
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ドゥダメル(グスターヴォ) ユニバーサル ミュージック クラシック 2010-06-23